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FAパッケージソフトウェア

MCStoragia

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概 要

現場の三菱電機機器を自動バックアップ。
変更点のレポート出力によりプログラムの構成管理も実現。現場の全プログラムのバージョンを一括管理できます。

三菱電機製品のMELSEC、インバータ、表示器などのプログラム・パラメータなどを自動バックアップし、一括管理します。
自動スケジュールバックアップによる保全員の負荷軽減、変更点のレポート出力による変更点管理の自動化により、現場でいつ、どこを修正したかが管理でき、保全業務の精度アップ、効率化を図ることができます。

バックアップしたプロジェクトファイルの保管、スケジュール情報などを保管するためのデータサーバです。

スケジュール登録、バックアップ対象機器の登録、バックアップの実行、履歴表示など、オペレータが操作するための端末です。

バックアップのエンジン部分。バックアップの実行、コンペア、レポート出力など、主機能を実行するためのエンジンコンピュータです。

特 長

グラフィカルなインターフェース

直感的に分かりやすいグラフィカルなインタフェース

ツールバー

  • バックアップスケジュール全体の開始/停止の切替操作を行います。
  • HDDの空き容量の確認ができます。
  • バックアップの保管期間の設定やリトライ回数を設定するウィンドウを表示します。
  • エージェントPCのホスト名、IPアドレスを登録する画面を表示します。
  • ユーザー登録を行う画面を表示します。
    ユーザーの操作権限などを設定します。
  • イベント履歴画面を表示します。

プログラムの変化点管理

プログラムの変化点をグラフィカルに確認
基準点から見た比較、前回との比較など用途に応じた出力が可能※1

1:MELSEC iQ-RシリーズはFBD/LD、ラダーのみ対応。 MELSEC Q/Aシリーズはラダーのみ対応。

FBD/LDの追加・変更・削除部分を色替えし、PDFに出力します。

バックアップしたタイミングでレポート出力していますので、出力時間もかからず、すぐに確認することができます。

画像をクリックして拡大表示できます。

ラダープログラムについても、追加・変更・削除行を色替え表示し、変更点を簡単に見つけることができます。

画像をクリックして拡大表示できます。

簡単な登録操作

アイコンをドラッグ&ドロップするだけの簡単バックアップ登録

Step1:
スケジュールを登録

スケジュール名とバックアップする周期、時間帯を設定します。

画像をクリックして拡大表示できます。

Step2:
選択しているスケジュールに対して、機器を登録

STEP1で登録したスケジュールに対して、バックアップ対象の機器を左側システムツリーより、ドラッグ&ドロップで右下部分に登録します。

以上の操作でスケジュールバックアップの登録は完了です。

画像をクリックして拡大表示できます。

機 能

各機器のバックアップ

ひとつのインタフェースでMELSEC製品群を一括管理

MELSEC iQ-R/Fシリーズ

GX Works3同様の接続先設定画面より登録できます。バックアップ結果は右下に履歴がリスト表示されます。

履歴のリストより、プロジェクト表示や、変更箇所の照合表示が可能です。

バックアップ時に差分がある場合は、差分レポートを生成。変更箇所をビジュアルに確認することができます。

MELSEC Q/F/Aシリーズ

GX Works2/GX Developer形式でバックアップします。変更があった場合は、レポート出力(ラダーのみ)します。

インバータ FREQROL

インバータFREQROL-A800/F800/E800のパラメータ・シーケンスプログラムをバックアップします。

バックアップしたパラメータをUSBメモリ経由または、ネットワーク経由でリストアすることが可能です。

表示器GOT

表示器GOT1000/2000のパッケージデータをバックアップします。

その他のフィールド機器

モーションのプログラム・パラメータをMT Developer形式でバックアップします。

CNCの加工プログラム・NCパラメータをバックアップします。

イベント履歴の管理

発生したイベントをすべて確認

時系列に次の情報を表示。また機器名やイベント名でフィルタリングすることで、直近で発生した状況をすぐに調べることができます。

  • バックアップ履歴
  • 差分結果
  • 操作履歴
  • エラー履歴

ユーザ管理による機能制限

ユーザ毎に操作できる機能を制限

バックアップ対象の追加やリストア操作など、管理者にしか操作を許可しない機能は、担当者には操作できないように制限することができます。

システム構成

使用シーンに合わせて3タイプから選べるシステム構成

システムは、スタンドアローン版などAgent・Server・Clientの自由な組合せに対応しています。

スタンドアローン構成

PC一台の構成です。複数台構成時はそれぞれのPCが独立して収集を行う型です。

  • バックアップ対象機器が数十台の小さなシステムにも容易に適用できます。
  • バックアップ対象機器が100台を超える場合は、1日で全てバックアップが完了しない場合があるため、下段の構成を検討ください。

Agent・Server・Clientの分散構成

Agent・Server + Clientの構成

利用者は多いが、バックアップ対象の機器が少ないケースは、このような構成も可能です。

Agent + Client + Serverの構成

利用者も多く、バックアップ対象の機器も多いケースではこのような構成を組むことができます。

  • バックアップ対象機器の増減に応じてエージェントPC台数を調整し、規模に応じた最適なシステムを組むことが可能。
  • 利用者数に応じて、クライアントPCの台数を追加することが可能。

動作環境

動作環境

項目 スペック
MCStoragia スタンドアローン パソコン本体 CPU:Corei7以上推奨、メモリ:8GB以上推奨
ハードディスク 500GB以上推奨
基本ソフトウェア Windows10 Professional 64bit(日本語/英語/韓国語/中国語)
ディスプレイ 解像度1280×1024ドット以上
必要なソフトウェア※1 SQL Server 2019/2022※2、GX Works3、GX Works2、GX Developer、
MT Developer2、FR Configurator2※3、GT Designer3
分散構成 Server パソコン本体 CPU:Corei5以上推奨、メモリ:8GB以上推奨
ハードディスク 1TB以上推奨※4
基本ソフトウェア Windows10 Professional 64bit(日本語/英語/韓国語/中国語)
Windows Server2012(日本語/英語/韓国語/中国語)
必要なソフトウェア SQL Server 2019/2022※2
Client パソコン本体 CPU:Corei5以上推奨、メモリ:8GB以上推奨
ハードディスク 300GB以上推奨
基本ソフトウェア Windows10 Professional 64bit(日本語/英語/韓国語/中国語)
ディスプレイ 解像度1280×1024ドット以上
必要なソフトウェア※1 GX Works3、GX Works2、GX Developer、MT Developer2、
FR Configurator2※3、GT Designer3
Agent パソコン本体 CPU:Corei5以上推奨、メモリ:8GB以上推奨
ハードディスク 500GB以上推奨
基本ソフトウェア Windows10 Professional 64bit(日本語/英語/韓国語/中国語)
必要なソフトウェア※1 GX Works3、GX Works2、GX Developer、MT Developer2、
FR Configurator2※3、GT Designer3
MCStoragiaLite スタンドアローン パソコン本体 CPU:Corei7以上推奨、メモリ:8GB以上推奨
ハードディスク 500GB以上推奨※4
基本ソフトウェア Windows10 Professional 64bit(日本語/英語/韓国語/中国語)
必要なソフトウェア※1 SQL Server 2022 Express、GX Works3、GX Works2、GX Developer

1:お客様にて準備いただだくソフトウェアです。パッケージには含まれません。バックアップ対象の機器により、必要なソフトウェアが異なります。

2:Client、AgentのPC台数分のCALライセンスが必要です。

3:無償版も可です。

4:接続台数と機種の容量によります。

対象機種一覧

製品名 型 名
MCStoragia
MCStoragiaLite
CPU iQ-Rシリーズ R00CPU、R01CPU、R02CPU、R04CPU、R04ENCPU、R08CPU、R08ENCPU、
R16CPU、R16ENCPU、R32CPU、R32ENCPU、R120CPU、R120ENCPU、
R08SFCPU、R16SFCPU、R32SFCPU、R120SFCPU、R08PCPU、R16PCPU、
R32PCPU、R120PCPU
iQ-Fシリーズ FX5U、FX5UC
Qシリーズ Q00J、Q00UJ、Q00、Q00U、Q01U、Q01、Q02、Q02H、Q02U、Q03UD、Q03UDE、
Q03UDV、Q04UDEH、Q04UDH、Q04UDV、Q06H、Q06UDEH、Q06UDH、Q06UDV、
Q10UDEH、Q10UDH、Q12H、Q13UDEH、Q13UDH、Q13UDV、Q20UDEH、
Q20UDH、Q25H、Q26UDEH、Q26UDH、Q26UDV、Q50UDEH、Q100UDEH
Fシリーズ FX3U、FX3UC
Aシリーズ A2A(-S1)、A3A、A2USH-S1
MCStoragia モーション※1 iQ-Rシリーズ R16MTCPU、R32MTCPU、R64MTCPU
Qシリーズ Q172DCPU(-S1)、Q173DCPU(-S1)、Q172CPU(N)、Q173CPU(N)
CNC C70シリーズ Q173NCCPU
インバータ FREQROL-A800※2
FREQROL-F800※2
FREQROL-A800、FREQROL-F800
FREQROL-E800※3 FREQROL-E800
GOT※4 GOT2000シリーズ
GOT1000シリーズ
GOT2000(GT27, GT25, GT21)、GOT1000(GT16,GT15,GT14)

1:モーションの対応OSは、SV13/SV22のみ。

2:FREQROL-A800/F800は、製造番号の<年/月>が<6/3>以降であること。MCStoragiaからの接続はiQ-R経由CC-Link IE Field接続/iQ-R経由CC-Link IE TSN接続/Ethernet接続のみ。
CC-Link IE Field経由の場合、経由するiQ-Rのファームウェアバージョン04以上、ネットワークユニット(RJ71EN71)のファームウェアバージョン11以上であること。

3:FREQROL-E800は、製造番号の<年/月>が<21/1>以降であること。MCStoragiaからの接続はEthernet経由のみ。

4:MCStoragiaからiQ-R経由Ethernet接続/Qシリーズ経由Ethernet接続/Ethernet接続でアクセスできるGOTのみとします。

バックアップ対象一覧

対象機器 バックアップ対象 リストア手順
直接 ツール USB
MCStoragia
MCStoragiaLite
CPU iQ-Rシリーズ
iQ-Fシリーズ
Qシリーズ
Fシリーズ
Aシリーズ
プログラム・パラメータ
コメントファイル
ファイルレジスタ
デバイス初期値
デバイスメモリ
インテリ機能ユニットパラメータ
×
GX Works3※1
GX Works2
GX Developer
×
MCStoragia モーション iQ-Rシリーズ
Qシリーズ
プログラム・パラメータ × ×
CNC C70シリーズ 加工プログラム
NCパラメータ
コモン変数、ワークオフセット
工具補正データ
NCシーケンスプログラム
×
Remote
maintenance
Tool
×
インバータ FREQROL-A800
FREQROL-F800
FREQROL-E800
パラメータ
シーケンスプログラム
GOT GOT1000シリーズ
GOT2000シリーズ
画面プロジェクト ×
GT Designer
×

1:セキュリティバージョン2には対応していません。

機能一覧

機器 対象機器 説明
CPU モーション CNC インバータ GOT
iQ-R
シリーズ
iQ-F
シリーズ
Q
シリーズ
F
シリーズ
A
シリーズ
GOT1000
シリーズ
GOT2000
シリーズ
MCStoragia
MCStoragiaLite
スケジュール
バックアップ
日/週/月単位のスケジュール実行
比較バックアップ × × 変更がある場合のみバックアップ
差分照合表示 × ※2 × × × × × 差分箇所のGUI表示
差分レポート出力 ※1 × ※2 × × × × × 差分箇所のレポート出力
履歴表示 バックアップ実行履歴
リストア × × × × × × × × × 本ソフトウェアの画面からのリストア
リストア
(USBメモリ・
MELSOFT利用)
USBメモリやGX Works2/3などの
MELSOFTを利用するリストア
グループ管理 ツリー表示による
明示的なグルーピング
MCStoragia ユーザ管理 ユーザ毎に操作権限付与
データのDB保管 Lite版はローカルディスクに保管

1:FBD/LD、ラダーのみ。

2:シンプルラダープロジェクトのみ。

性能仕様

項目 仕様
1システムあたりのPC台数※1 MCStoragia スタンドアローン 1台
分散構成 Server 1台
Client 最大5台
Agent 最大5台
MCStoragiaLite スタンドアローン 1台
エージェントPC※21台あたりの推奨台数※3 MCStoragia CPU、モーション、CNC 100台以下※4
インバータ 300台以下※4
GOT 50台以下※4
MCStoragiaLite CPU 100台以下※5

1:複数システムを組み合わせた大規模システムなど、ご要望に合わせた構成にも対応いたしますのでご相談ください。

2:対象機器が1機種のときの推奨台数です。(1日でバックアップできる台数として想定していますが、ネットワークの構成やプロジェクトのサイズなどで異なります)

3:スタンドアローンの場合はスタンドアローンPC1台あたりの推奨台数です。

4:複数エージェントのシステムでも、1サーバあたり合計500台までとしてください。

5:推奨台数を超える登録操作は不可となっています。

価 格

製品名 型番※3 ライセンス数※4 価格
MCStoragia MCStoragia Standard
ベースライセンス※1
MCR-109A-BASE 1 ¥1,000,000
CPU接続ライセンス※2 MCR-109A-CPU(N) 1-20 ¥312,500
21-50 ¥500,000
51-100 ¥750,000
モーション接続ライセンス※2 MCR-109A-QDSCPU(N) 1-20 ¥187,500
21-50 ¥375,000
51-100 ¥500,000
CNC接続ライセンス※2 MCR-109A-C70(N) 1-20 ¥187,500
21-50 ¥375,000
51-100 ¥500,000
インバータ接続ライセンス※2 MCR-109A-INV(N) 1-50 ¥312,500
51-175 ¥500,000
176-350 ¥750,000
GOT接続ライセンス※2 MCR-109A-GOT(N) 1-50 ¥312,500
51-175 ¥500,000
176-350 ¥750,000
MCStoragiaLite MCStoragiaLite ライセンス MCR-116A-LITE 1 ¥498,000

1:MCStoragia Standard購入時は、MCStoragia Standard ベースライセンスが必須です。

2:1つの接続ライセンスを複数のサーバでご利用することはできません。

3:(N)の括弧内のNはライセンス数です。ライセンス数は、1つのベースライセンスに接続できるバックアップ対象機器の台数です。

4:記載されているライセンス数以外の見積りにも対応いたしますのでご相談ください。

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カタログ

製品名 言語 サイズ (MB) 更新日 リンク
MCStoragiaカタログ 日本語 30.0 2023年9月 ダウンロード

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